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また脚注の文をクリックすると元の脚注番号に戻ります。
デスクトップPCであれば、[数字]にマウスオーバーさせるとその内容が表示されます。

脚注と同じような表示で[FIX]というのが文中にある場合は、タップ/クリックすることで、参照する画像を画面の上部に固定して表示します。これは自動で消えないので表示された画像かその範囲部分をタップ/クリックすれば消すことができます。

これらは次の記事で説明してあります。


ギターを弾く前に

ギターを弾くためには色々と覚えることがあります。ギターの名称も、音楽の知識もそうですし、練習で得た知識やコツを上手く使いこなすためのセンスも必要です。

たくさん音楽を聞く

音楽に強くなるためにはたくさんの音楽を聴くことが重要です。しかもひとつのジャンルにとらわれずに様々なジャンルを聞いて、それぞれに良いところ、悪いところを知る必要があるわけです。
たくさんの音楽を聴けば、どういった時にどういった方法で、どうすれば良いのかがわかるようになります。

だいたいの場合、単純に「やり方を知らない」というのが問題点です。これは弾き方ではなく、そういう場合にはこうするというようなお手本を知らないと言う事です。どうしてビートルズが世界中の多くの人に評価されるのか?何故日本では産業ロックしか売れないのか?
全ては「知らない」が悪さをしていると思います。

知っていても下手な人は下手ですけども、それでも知れば今まで隠れていた内なる音楽的なセンスは養われ、弾けるようになって花咲くだろうと思います。
楽器は同じなのに、上手い人と下手な人がいるのは、技術的な差はあれどよくわからないこの「センス」と言うものが大きく影響していると思うわけです。

本当の天才は、知らず知らずにそのセンスが備わっており、なんだか良いよね、と思わせられる人だと思います。実際、多くの人に好かれる音楽をする人達は、そういうのがわかってて、聞いてる人の心をくすぐるものです。
下手なのに、いいよねという音楽は、うまいけども普通よりもずっと印象に残ります

また、良い音楽を育てるためには良いオーディエンスが重要です。楽器ができても、できなくても評価は聴衆がするのです。そして残ったものが良い音楽だけとなります。もし、その場に良い音楽がないとすれば良い聴衆がいなかったともいえるわけです。

久しく日本ではスタンダードと言われるような曲が生まれていないようにも思います。社会背景や様々な事情があって、音楽が音楽以外の所で評価されるようにもなって売れる曲が良い曲というわけでは無くなったようです。
しかし、人を惹きつける音楽はどこかに必ずあって、それは作り込まれたものではなく、ふと口ずさむ鼻歌にあるかも知れません。

良い耳を鍛えて下さい。それはギターの演奏にもきっと役立つはずです。

https://www.youtube.com/watch?v=9ExFsLH-O-o

自分で試して理解する

ギターについて言えば、本などで得る知識はほんの表面的なことです。やり方は本などでわかるかもしれません。しかしそれができるようになるためには、自分自身の手で練習をする必要があります。
各々に資質ややり方が異なるでしょうからどれだけ練習すれば十分かと言う指標はありません。

時間をかけるよりやる気の持続

1日2時間練習しようが、6時間練習しようが成果はそれぞれに異なってしまいます。しかし、いったんできるようになってしまった事はまるで蛇口をひねるように簡単にできてしまうようになります。そこまでできるようになればそこを足掛かりに一挙にギターに対する技術を習得できるようになるかもしれません。
好きこそものの上手なれというように、何かに夢中になるのは大切なことです。

分からない事はとことん調べる

このBASICと言うカテゴリーではギターを弾く前に必要であろう基本的なことを説明します。
最初は誰も何もできないところからのスタートですから焦ることもありませんし、急ぐこともありません。理解できるようになるまで何度も読み直して、また他のサイトや教本などでも調べてじっくりと知識を深めて下さい。

昔と違って、今は動画でその弾き方もわかれば、それを見ながらあわせて弾くことも簡単にできるようになりました。間違ってボタンを押して録音してしまうというようなことも無く、速度を遅くしたりもできたり、海外の優れた音楽を手軽に聞くこともできるようになっています。

手軽に調べられたりするのはとても良いことです。音符だけでは得られる情報はとても少なく、どうやって弾いているんだ?というのに悩んだ時代は終わりました。けれども大きな進歩はないようです。

あれやこれやと考えることで見つかったこともあったでしょう。新しいアイデアは創意工夫の中から見つかるのかも知れません。それが大切です。
その人にはそのやり方、自分はこのやり方、それで良いのです。

たいていは最終的に同じような所に落ち着くはずですが、そこまでは色んな方法があってよいのです。それがまた違う形で花咲くかも知れません。急がば廻れ、自分なりの答えを見つけて下さい。